チャプター 49

その晩、わたしはガブリエルに付き添ってカクテルパーティーへ行く約束をしていた。ついさっき、ガブリエルと、あの大切なイザベルの機嫌を損ねたばかりだ。だから本音では、彼もわたしを連れて行きたくなかっただろう。けれどマーシャもこのパーティーに招かれている。ガブリエルが嫌がろうと、彼女なら無理にでもわたしを連れて行かせるに決まっていた。

会場では、珍しくイザベルの姿が見当たらなかった。もっとも、それは予想どおりだった。マーシャがいる限り、イザベルに入り込む隙は一切ない。それにマーシャは、かつてのわたしと違って、ガブリエルの機嫌を気にする必要もないのだ。

マーシャはサファイアブルーのドレスを纏い、髪...

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